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世界のどこにいても、そこの地元の人みたいな顔をして暮らしたい

ヨーロッパ方面に移住しようと決めた理由

日本を出てはや12年。

アジアと南米に暮らしたけれど、今度はヨーロッパを目指す事にした。なんでヨーロッパ? ヨーロッパったっていろんな国があるでしょ? まあ、その通り。これから具体的に決めるんだけれど、今のところ目星を付けているのはオランダ。

行くとなったら、いろいろ調べる事もたくさん。いろいろメモするためのブログをつくった。

なぜ移住するのか、その理由をいくつか。

子供の養育

現在幼稚園児の子供がいるのだが、彼女の学費は年間50万円くらいかかっている。日本より高い。小学校はもっと高い。しかも今の学校はそのへんのインターより全然安くてこの値段。

日本なら小中を公立にすれば無料で済むが、日本には小学校のモンテッソーリがない。もし、今の国で、希望する教育を中学校まで続けさせた場合、余裕で1000万円を超える。

二人目いたらその倍。

正直ムリ。

いつまでたってもヨソモノなことのストレス

もちろん、ヨーロッパに移住したってヨソモノだ。でも、国によっては合法的に5年いたら永住権がとれる。土地も買えるし、家も買える。年金だってもらえるし、日本との年金の合算だってできる。

今いる国は、社会保険だって私にとっては掛け捨てだし、年金システムには組み込まれていない。どんなにたくさん人を雇ってばりばり働いていても、ビザは1年。外国人は家を持てない。永住権はとれない。現地人と結婚してたってダメ。

仕事は労働許可でとても細かく規制されていて、厳密にいったら、学校のバザーでクッキー売るのも違法って言えてしまう。勤め人でいるうちは何とかなるけど、仕事を辞めたら速攻出国しないといけない。

一生を過ごす場所にはできない。

オーガナイズされた街に住みたい

これは私の趣味。混沌としたアジアも好きだけれど、もうお腹いっぱい。公園が日常生活の一部で、都市の中に整備された緑があって、都市という機能的な仕組みの中に暮らしたい。

もちろんアジアの都市も都市だけれど、そこには計画がない。そのカオスっぷりがおもしろいのもそうだけど、でもそろそろ、オーガナイズされた都市に住みたい。

子供の語学のタイムリミット

その国のネイティブ並に話せるようになるのには、遅くとも7歳までに移住しないと行けないらしい。今度は、制度的にも腰を落ち着けられる国を探すので、少なくとも、我が子が中学か高校を卒業するくらいまではきちんと住みたい。その後私はそこに骨を埋めるでも、またどこかへ行くでもよし。子供にとって、きちんと愛着を持てる対象の国を決めてやりたい。

とにかくヨーロッパ住んでみたい

まだ住んだ事がないから。ヨーロッパっていってもいろいろっていう突っ込みはごもっともだけれど、つまりEU圏の居住権をとったら他の国にも行きやすいっていうのがポイント。

とにかく、今の国にこのままいるのは、コスト的にもむずかしいし、精神的、制度的な安心感の欠如もストレスであるので、よし、そろそろ移動しよう!